なんか最近「大祖始」で検索してくる人が多いのでなんか書いてみる。


私は普段、バントアグロに《大祖始》と《自然の秩序》を組み込んだデッキを使っているのですが、出来れば3ターン目に《大祖始》を出したいと思うのが人情ですよね。

というわけで、《思案》で引いてくる場合も考慮して、1-2マナのマナクリーチャーが6枚くらいはほしいところなんですが、そうなるといささか青のカードが足りなくなってWillが撃てなくなるんです。

で、なら青のマナクリーチャーを使えばいいじゃん。ってな発想になるわけですが、



Sea Scryer / 海の占術師 (1)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(1),(T):あなたのマナ・プールに(青)を加える。

1/1



青の2マナ以下のマナクリーチャーはこいつしか居ません。

・・・しかし《自然の秩序》を撃つには緑の生物がほしいのです。こいつじゃ片手落ちなわけですよ。

つまり、青緑でかつ2マナ以下でマナを出せる生物・・・というのがいれば理想なんです。しかしそんな都合のいいものがあるものかと皆さんお思いになるんではないでしょうか?



それがあるんです。↓




Pygmy Hippo/コビトカバ (緑)(青)
クリーチャー — カバ(Hippo)
コビトカバが攻撃に参加しブロックされないたび、あなたは「防御プレイヤーは自分がコントロールする各土地のマナ能力をプレイし、自分のマナ・プールを空にする」ことを選んでもよい。そうした場合、このターン、コビトカバは戦闘ダメージを割り振らず、あなたの次の戦闘後のメイン・フェイズの開始時に、あなたはあなたのマナ・プールに(X)を加える。Xは、これにより防御プレイヤーのマナ・プールから失われたマナの量に等しい。

2/2




なんということでしょう。2マナ2/2という基本スペックを保ちつつも、マナ加速した上で相手の妨害手段さえも封じてくれるのですよこのカバは。

さらにM10でのルール変更によって、マナバーンも怖くありません。

さすが世界三大珍獣だけのことはあります(残りはジャイアントパンダとオカピ)

さあみなさんも手元にあるバントアグロだか青緑白スレショだかに、この歩く《Mana Drain》と《自然の秩序》を投入して、その強さを大いに実感してください。




・・・いやうん、一時期ほんと真面目にコイツの投入考えたのよ。

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